傍観者からプレイヤーへ。国に何をしてもらえるかではなく、国に対して何ができるかを考える

2012/01/22 § コメントする

NPO法人Japan Heart(国際医療協力・海外医療ボランティア)の代表である吉岡秀人さんがご講演されたイベントに参加してきました。

そのイベントでは、顔の片面が通常の顔サイズ程に腫れた少年。足の一本が半分程しかなく、足の裏の部分がすねにある、通常では考えられないような病気にかかっている少年等、数々の衝撃を知る事ができました。しかしそれ以上に、吉岡先生が僕ら若者に与えてくれた熱いメッセージは強く頭に残っています。

■ 傍観者からプレイヤーになる


若い頃にこの話を聞けたら良かったと言われる社会人や年配の方はたくさんいる。だから、今この話を聞けているのは君たちの才能だ。この世界に生まれ、この場所に来るまでの意思決定をした自分の才能なのだ。そして、その話や出逢いを受けたのであれば、そこで感じた事に取り組むのはその才能を使って達成するのが使命である。」そう吉岡先生は言う。
吉岡先生はこんな話をして下さった。「10代の時に、金持ちになろう!ポルシェに乗ろう!昔そう話し合っていた友人と吉岡先生が久しぶりに会った。彼はマンション等を経営し、歯医者となっていた。見せたい物があると言われ見てみると、大きなガレージと外車が数社揃っていたそうだ。その時に彼は、昔から見たら今の自分は理想を得たが、けれど所詮モノはモノだった。君(吉岡先生)がうらやましい」と言われたそうだ。

お金を集めたければ集めても良いが、何のために稼ぐのかを考えて生きた方が良い。アメリカやヨーロッパでは権力のある人がお金を持ち、日本や中国では権力のある人がお金を持っている。だからお金はパワーだと認識し、みんなお金を欲しがる。しかし、お金には上限が無いので振り回される。とにかく自分が何をしたくてどう生きたいかを考え、目先の小さな事に振り回されずに、脊髄反射のようなものを手に入れるために生きないで、脳で考えるような生き方をして欲しい

■ 目の前の世界に積極的に取り組む


今僕らが見ている世界が僕らに与えられた唯一の世界だから、面白くても、つまらなくても積極的に取り組む。
ラグビーの試合を見に行き、その試合を見て感動したとする。だが、その中で競技している人間と見ている人間とでどっちが感動しているかとプレイヤーだ。プレイヤーはしんどいかもしれない。揉まれたり蹴られたり、走ったり。
人生はプレイヤーでいるのはしんどい。傍観者でいるうちは批判したり、試合観戦で言えば寒さを少しこらえれば良いだけだ。でも、プレイヤーでいる事で悲しみも感動も大きい。人生の豊かさは良い事と悪い事の落差であり、毎日おいしいものを食べていれば飽きるように、落差があるから豊さを感じることができる。だから、目の前の世界に一生懸命取り組む事が、自分自身にとっても豊かになる唯一の方法だ。

■ 努力と成果には距離がある


テニスの練習をしていて、いつまでも相手のコートに入れる事ができなかったのにある時から急にドンドン狙った所に打てるようになるように、物事が成熟するには時間差がある。それはどれくらいの時間差があるかわからない。今やったことが明日か、10年後か老後かもわからない。
僕らはこれから起きる無数の選択を自由にできる。一つの事を選択した裏には多くのものを捨てるのだから、僕らは大きな可能性を持っていることになる。そう考えると、「このテーマで俺はいく!」と覚悟を決める前に基礎体力は付けておきたい。だからそのために未来に時間を投資し、基礎体力を付けておく事が重要になってくる。
その基礎体力をつけるためには、スポーツでいえば走り込みや筋トレである。彼らが基礎体力を付けるためにやっていることはボールを投げたり打ったりするのにはあまり関係が無さそうで、ストレスもある。でも彼らは続ける。
今は楽しいかもしれない、でも少しストレスを感じるような事に積極にチャレンジする。それが将来に対する投資。損得で動くのではなく、もっとも自分が嫌な事も、能力を発揮し興味がある事にも時間を投資して基礎体力を付ける。

■ 最後に


僕は社会貢献活動って使命感だと思うんですね。日本において危機的状況って結構色々あります。農業を例にとれば、野菜は国産が良いって思うかもしれないですが、実は全然そんなことありません。国に頼っている日本よりも、自社で仕組みをつくり、毎日データベースをとって研究し、次に活かしてる海外の例の方がよっぽど優れているように思います。
なんか、大手企業じゃないとヤダとか、地方より東京の方がカッコイイとか…そういう動機って関係無いと思うんですよ。僕は、すべての人が夢を持てるとは思っていません。目標は現実的に考えて達成できることですけど、夢ってある種、人に話す事で馬鹿にされるような壮大なものだと思っているからです。だから夢を語れるのはごく少数です。でも夢は人に伝える事で共感を得て、人を巻き込む事ができます

なので、使命感を感じる事ができるのも、そこに大きな夢を描けるのも才能だと思います。もし、社会貢献活動やある一つのテーマに使命感を感じたのであれば、そこに大きな夢を描いて、突き進んで、人を巻き込んでムーブメントを創っていきたい。そう思います。

オテキ

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